通園バス園児置き去り事故について思うこと
政府は、通園バスに園児が置き去りにされ、死亡した事故を受けて、ヒューマンエラー防止のための安全装置設置などの対策の義務化を決定しました。
対策の内容は、社内最後部にブザー設置や人感センサー設置、降車時の点呼、チェックシートの活用、ICT(情報通信技術)を活用した登園管理システムの導入などです。
これらの対策は、どれもヒューマンエラー防止に有効ですが、どれか一つ行えば良いというものではありません。
ハード面の対策、ソフト面の対策、ヒューマンの面の対策の3つを一体的に行う必要があります。
〇ハード面の対策:社内最後部にブザー設置や人感センサー設置。
〇ソフト面の対策:降車時の点呼やチェックシートの活用をルール化した安全管理マニュアル作成、登園管理システム導入。
〇ヒューマンの面の対策:指差し呼称による人の目による確認。など
これらの3つの対策を一体的に行うことで、尊い幼い命が守ることができます。
関係者は、尊い幼い命を守ることが使命であるという認識を強く持ち、二度とこのような過ちを起こさない決意することが求められます。
掲載日:2022年12月16日