TBM-KYの留意事項
TBM-KYボードを完成させることは、手段であって目的ではない。
〇NGワード
・表現が曖昧で、何をしたら良いか分からなくなっていないか?
確実に→どうするのが「確実」なの?
手順通り→皆が同じ「手順」を考えているか?
無理をしない→どの程度が「無理」なのか?
注意する→見れば「注意」するになるのか?
気をつける→「気をつける」って、どうすればいいのか?
〇「安全な作業」を妨げる要因はないか?
その要因が何かを考え、取り除く方法・対策を立てる。
↓
具体的行動
・TBM-KYでは、リスクの高いものを取り上げがち
例)重量物、感電・短絡など
〇実際に作業する現場に合わせたTBM-KYで対策を立てる。
・作業現場を確認し、潜むリスクを洗い出す。
・気になったり、違和感を覚える所には危険が隠れている。
・思ったことは全員に伝え、共通認識とする。
・「やりづらそう」「予定通りにできない」と感じたところも見逃さない。
〇作業内容と役割分担を確認する。
・作業現場特有のリスクを出し合う。
・気になる点は何でも言う。
・作業手順書に「典型的なリスク対策」は書かれています。
・そのため、TBM-KYの前に作業手順を全員に説明し、共通認識を持つことで重大リスクを回避します。
掲載日:2024年04月17日